2016年5月30日月曜日

保育園問題! こんな妙手が。



公私ともにいろいろあって、前回の投稿からだいぶ間があいてしまいました。
今朝、ある問題で知人に電話したら、「ブログに載せて」と言われたので
さっそく画面を引っ張り出しました。

2016年5月30日の朝、TBSTVのビビッドで杉並区の保育園問題が
取り上げられていました。杉並区の公園を一部転用して保育園を作るという
区長の一方的な決定に、近くの住民が「公園を残して」「急で一方的な決め方に
反対」と反発し、一方「保育園に入れなくて絶望的」という子育て中の世代と
一部対立するような、胸の痛む構図にもなっています。

それを見た我が家の視聴者は思わず
既存の学校の一部に保育園を併設したらいいのに」とさけびました。

これは思いつきではなく、実際に娘の卒業した中学校に実例があるのです。

世田谷区立駒留中学校の1階に、その保育園があります。
平成11年開園で、すでに15年。実績を積んで中学校と大変うまく共存しているようです。
中学校の正面玄関を入ると右側に階段があり、その奥が保育園の入口です。
左側には守衛室。中学校の教室や職員室は2階以上に配置されています。
校庭の一部を園庭として園児が使っています。

既存の学校に保育園を併設するメリットはたくさんあります。

   土地問題は一挙解決すでにある区立の学校を利用するのですから
                    新しく取得する必要がありません。

   建設費削減。 内部を改造するだけなので、新規に公共建築物を作るより
               費用が格段に安くすみます。

   3.騒音問題解決。通常、学校は広い敷地の中にあり、近隣は生徒の声には慣れています。
               園児を預ける保護者の送迎時のマナーに気をつけるだけ。

   4.生徒への教育的効果。 これはオドロキでした。中学生は幼児を大変可愛がります。
        園児も大きいお兄さん、お姉さんが大好き。 運動会、焼き芋大会など行事も一緒に。             中学生は思春期の不安な心が癒やされるのか学習効果もあがります。

自治体にとっては費用も削減。浮いた分を保育師さんの給与にあてれば保育者採用にも
苦労しません。

こんないい方法、やらない手はない。やるべし、いますぐ。
               

                                                                             
おともだち保育園                                                   (駒留中ホームページより)おともだち保育園

2014年6月23日月曜日

若者を戦地へ送るな


日本が集団的自衛権を行使するようになると自衛隊への志願者が
減るだろうと言われています

当たり前です。自衛官募集の対象の18歳~27歳前後は青春真っ最中で
これから就職し、結婚して家庭を営み、子を作ろうという人生の本番を迎
える若者たちなのです。
ただでさえ少ない若年世代を、同盟関係だからと海外の戦場に駆り出して、
そのあげくに戦死させてどうするのでしょう。

アメリカにくっついてそんなに戦争をしたいなら、まず「国を守れ」と叫んで
いるオヤジ世代が戦地へ行くべきです。「愛国老兵隊」別名「ジジ捨て部隊」を
つくり、最前線で「タマよけ」になってもらいます。

そんな体力や技能がない? なに日頃の散歩やゴルフで鍛えた足腰でじゅうぶん。
ボタン戦争の時代、リハビリ用のゲーム機をちょっと改造すれば立派な軍事訓練
になるでしょう。
あっぱれ名誉の戦死でもすれば「死に花を咲かせる」ことができます。国のために
死ねるなら本望でしょう。

若い命が助かって感謝されるのみならず、ふくれあがる老人医療費軽減にも
役立つし、逼迫している年金財政も節約できて、いいことづくめです。

タネ馬として役割の終わったアナクロ首相や、ババア発言元知事には率先して
範を示してもらいましょう。「タネ」を持ってる若い人は温存して子孫を増やして
もらわなくては日本の国は守れません。             (by 森 未知野)
                     

三浦に記念銘板設置

2014年5月26日 世田谷区立みうら太陽光発電所の正面ゲートに、沿革を記した記念プレートが設置されました。 プレートには約40年前にここに三浦健康学園の前身の臨海学校が設置されたこと、その後光化学スモッグなどの大気汚染が子どもたちに及ぼす悪影響の対策として 三浦健康学園が設置されたこと、最後に三浦健康学園が10年前に閉園となり、今年3月太陽光エネルギーをクリーンな電力に生かす太陽光発電所に生まれ変わったことが記されています。 そして世田谷区の自然エネルギー利用の象徴として、この太陽光発電所が運営されていくことをしっかりと宣言しています。 このプレート設置のかげには元三浦健康学園の先生や保護者の熱い思いと、その思いに応えてくれた世田谷区のきめこまかな配慮がありました。 関係者の皆様、ありがとうございました。

2014年6月22日日曜日

不安を口に出せない空気を憂う


我が家では一昨年から夏休みや連休の時期に福島県の親子の方々をホームステイにお招きしています。

その中で、昨年10月に来た小学3年の女の子とお母さんと一緒に外食を

していたときのこと。目の前に座っていた女の子が突然バーっと鼻血を出し始めたのです。あわてて拭きましたが、間に合わずテーブルも汚れました。ティッシュをかき集め、他のお客さんや店の人の目にふれないよう、処理しましたがあわてた私に比べお母さんは落ち着いていました。

「原発事故が起こってから鼻血はよく出すんです。」ということでした。

まもなく出血は止まりました。そのお子さんは福島市に住んでいます。

別の福島県在住のお母さんは「福島では周囲の反応が怖くて鼻血が出たとは言えない」と言っています。

放射線医学の専門家は放射能の低線量被曝と鼻血との科学的因果関係は明らかではないと言います。個人差が大きいこともあるでしょう。

スピリッツ誌が漫画「美味しんぼ」の休載を報じました。ひとつの漫画に対して多方面からの抗議や批判は過剰ともいえるものでした。

 しかし今、心配なのは「鼻血が出る」とおおっぴらに言えないような空気が福島県を支配しているらしいことです。不安を口に出して言えないことは不安をますます募らせ、症状に苦しむ親子を孤立させていくのではないかと心を痛めます。
(2014.5.23 朝日新聞「声」欄掲載の原文)